あしたはおやすみ?こどもを保育園に預けることの罪悪感
- 2018.09.12
- 日々の暮らし
こんにちは。
更新がだいぶ遅れました。。。。。
娘の登園拒否と号泣の理由がわかったその後、です。
理由はわかったものの、すぐに解決することでもなく、相変わらず、毎朝の激闘は続いていました。
保育園が見えてくると、泣きながら反対方向に走り出すのは当然として、抱っこして連れて行こうとすると、全身で嫌がって、アスファルトの上に頭から落ちそうになったことも。
幸い、大事には至りませんでしたが、嫌がり方が尋常ではない日々が続いていました。
GWに差し掛かったころ、園の前で出勤してきた保育士の先生と出くわしました。
相変わらず泣きじゃくる娘に、先生が「もうすぐゴールデンウィークだよ。お休みになるから頑張れ~」と、声をかけてくださいました。
気にかけて声がけくださったことは有難かったのですが、一方で、なるほどな、と納得する部分がありました。
新しい保育園では、これまでのやり取りの中からも、どこか「保育園は頑張って我慢しているところ」という意識が、先生にもこどもたちにもあるのかな、と感じています。
こどもは、大人の表情や言動に敏感です。
これまでの保育園は、先生はみんな笑顔でニコニコ。大きな休みに入る前や、娘が体調を崩したり家庭の事情でお休みした時には、先生の方が、「ちぃちゃんに会えないなんて、先生さみしいな~」と接してくださる先生ばかりでした。
保育園に預けることに、罪悪感を持たないで欲しい、ちぃちゃんが楽しく過ごせるように、お母さんお父さんを応援します、とフォローくださって、心から安心することができました。
娘も大人たちの表情や言葉からそれがわかるから、先生が大好きで、以前の保育園が大好きだったのだと思います。
当時の娘は、お迎えに行くと、帰るのを泣いて嫌がり、土日祝日までお友達や先生に会いたくて、保育園に行きたがることもありました。(それはそれで、親として寂しく思うこともありましたが(^_^;))
3歳になるまで、こんなにも愛情深く見ていただける保育園に出会えたことは、本当に幸せでした。
一方で、新しい保育園に移って、年齢が上がったこともあり、3歳のクラスからは、20人の園児を1人の先生が見るようになりました。
3歳からは、ひとり遊びよりは、お友達とかかわって遊ぶようになりますし、必ずしも自分の思い通りには行かなくなるので、時として我慢も必要になります。
先生の人数が少ないので、今までのように、長時間先生に遊んでもらうことは難しくなります。
そういう窮屈に感じる部分が、娘の号泣の理由のひとつでもあったようです。
成長の過程で、いつかは知ることなのでしょうが、ただ、3歳クラスからは、4月生まれも3月生まれも一律同じ扱いになりますから、3歳になったばかりの娘にしてみれば、やっぱり少し早く、大人にならざるを得ないのかな、と思います。
こういう状況下で、親として、嫌がる娘を長時間保育園に預けることが、果たして正しいのかどうか、思い悩みました。
確かに、保育園に預けて働くことは、家庭の都合です。
こどもを保育園に預けて働く親御さんの中には、罪悪感を感じながら、保育をお願いしている方もいらっしゃるでしょう。
私も、こどもに我慢させていることは、理解しています。
それでも、各家庭には働かなくてはならない事情があって。
娘が泣くのは、おうちが一番だから。
パパママが一番大好きだからです。
今まで、私たち夫婦は保育園に甘えっぱなしで、フォローしてもらうばかりでした。
でも、それを望むばかりでは状況が改善しないことが、よくわかりました。
そこで、少しでも保育園の生活が、娘にとって楽しいものになるように全力でフォローすることに決めました。
お休みの日は、家族だけで過ごす時間を大事にしながらも、できるだけ以前のお友達や幼馴染と遊び、集団生活に馴染めるように工夫したり、娘がお友達の名前を教えてくれたら、一度で覚えて、毎日必ず話題に出すようにしました。
給食のメニューをチェックして、家でも同じようなメニューにしてみたり、登園降園時、できるだけ、先生とお話して娘の状況を把握するようにしました。
入園から2ヶ月が経つ頃、グズりはするものの、朝の号泣が落ち着いてきました。
そうして、とうとう、朝のお当番で、好きなお友達の名前を言うことができたと、先生に聞いたときは、涙が出るほど嬉しかったです。
ひとつふたつ年上のお姉さん達からは、マスコットのように可愛がられているようで、いつも「ちぃちゃん、また明日遊ぼうね!」とギュッとしてもらっています。
それでも、毎日のように娘が言います。
「あしたはおやすみ?」
ちぃちゃんが、新しい保育園を大好きになりますように。
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