出産の瞬間!会陰切開は怖くない!

出産の瞬間!会陰切開は怖くない!

 

助産師さんには、初産のため1日がかりの出産と判断されたものの、陣痛の痛みが急激に増しはじめました。

9時半を過ぎた頃、助産師さんが様子を見に来てくれた時には、子宮口が全開に近い状態に。

突如LDR内が慌ただしくなり、早々に分娩台の上に移動。

 

 

私の当初の希望は、できるだけ会陰切開しないことと、夫の立ち会いくらいでしたが、お産が進むにつれ、仰向けのままだと痛みに耐えられないことが判明。

急遽、フリースタイルで出産したいとお願いしました。

横向きになって、助産師さんの肩に足を乗せる形で、陣痛の旅痛みに耐えました。。。。。

このあたり、妊婦に寄り添った自由な出産ができるという噂を聞いて、この産院に決めていたので、本当に良かったと思います。

陣痛の合間に、痛みに耐えられそうになくて、分娩台の上で暴れる妊婦さんはいますか?と聞いたところ、

「先週、頭を蹴られましたよ(*゚▽゚*)。結構あることですから、心配しないでくださいね~」

と優しく仰って下さりましたが、やっぱり気になって、意識が朦朧としながらも、助産師さんのことを蹴らないように、夫の腕を握り締めて怪我させないように、と考えていたことを覚えています。

途中、陣痛の度、夫の腕を握り締めて爪の跡がくっきり残っているのに気がついてからは、分娩台の柵を握り締める程度には理性が残っていたかも。

 

陣痛が来るたび、

「まだ、いきまないでくださいね~」

「叫ぶと赤ちゃんに酸素がいかなくなっちゃいますよ~」

と、繰り返しなだめられ続け、とうとう

「いきんでいいですよ~!」

と言われた時は、目の前がパッと明るくなったような開放感がヽ(*´∀`)ノ

 

ただ、会陰マッサージをサボっていたせいか、やはり子宮口が硬かったようで、助産師さんたちが、会陰切開しない希望を尊重しようと頑張ってくれましたが、最後には、「切開して良いですか?」と聞かれ、いちもにもなく、「切ってください!」とお願いしました。

出産前はあんなに怖かった会陰切開ですが、なんてことはなかったです(笑)

いつ切られたかすら、わからないくらい。

 

切開のあとは、あっという間のことでした。

出産の瞬間、どゅりゅん、という効果音付き(笑)で娘が出てきたのがわかりました。

分娩台で仰向けになった脚の間から、赤ちゃんの姿がチラリと見えて。

そして、小さな産声が。

痛みで朦朧としていたせいか、そっとお腹の上に乗せられた時もまだ、自分が出産したという実感が湧かないままでしたが、体重を計って、腕にタグを付けられる間も、ずっと、産声が私を呼んでいるように思えて、仕方なかったことを憶えています。

 

娘が生まれた日。

人生一番の大仕事の日。

 

出産の瞬間は、出産の喜びと、陣痛が終わったー!!!!という開放感!を同時に味わったメモリアルデーとなりましたヽ(*´∀`)ノ

 

 

小さな命に。

そして、母にしてくれたことに、心からの感謝を。